ロケ弁とは?利用シーンや喜ばれるロケ弁の選び方、そもそもの意味や正式名称まで徹底解説!

ロケ弁
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テレビや映画などの撮影でスタジオを飛び出して撮影をする際、食事休憩で出されるのがロケ弁です。このロケ弁を楽しみにする演者、スタッフも多く、用意する側の手腕も問われやすいのだとか。

今回はロケ弁にスポットを当てて、ロケ弁の利用シーンや選び方、ロケ弁の意味、正式名称などをご紹介します。

ロケ弁の正式名称や意味をご紹介!

ロケ弁

ロケ弁は略称であり、実際には正式名称があります。ここではロケ弁の正式名称、意味についてご紹介します。

ロケ弁の正式名称

ロケ弁の正式名称はロケーション弁当です。屋外で撮影することをロケーションと呼び、屋外で撮影を行う際、休憩時に食べるお弁当がロケ弁となります。

ロケ弁は業界用語として認識されていますが、一般の人でもロケだけでおおよそのことがわかるなど、ロケ弁に関してもすぐに認識される言葉になっています。

ロケ弁の意味

ロケ弁

基本的にロケ弁は仕出し弁当の一種であり、スムーズに食事休憩を行うのに適しています。例えば、近くの中華料理屋などに撮影クルーが大挙して訪れればお店の迷惑になりかねません。

また、撮影は24時間行われることもあり、休憩のタイミングはバラバラです。近くにお店がなければ食事もとれないため、事前にロケ弁を用意しておけばその心配もないというわけです。

ロケ弁の利用シーンはどんな時に多い?

ロケ弁

ロケ弁はどんな時に頼まれやすいのか、ロケ弁の利用シーンについてご紹介していきます。

映画撮影

映画撮影は断続的に行われることが多く、朝から夜までひたすら撮影が続くことはザラです。しかも、周囲にお店が何もないようなところで撮影をすることもあるため、映画撮影の際には食事の確保が意外と大変になることも。

そんな時にロケ弁を確保しておけば、撮影の合間に食べることができます。また出演者によってはケータリングという形で食事提供を行ったり、自腹でロケ弁を発注し、スタッフに振る舞うこともあります。

テレビのロケ

テレビ番組のロケは時に長時間に及ぶことがあります。こちらも断続的に続きやすいため、事前に用意しておかないとお店の営業時間が終わってしまうケースも出てきます。そのため、テレビのロケでは事前にロケ弁を発注しておくことがほとんどです。

ロケ弁の選び方をご紹介!

ロケ弁

映画撮影やテレビのロケなどで出されるロケ弁はどのように選ばれるのか、その選び方をご紹介します。

予算の都合

基本的にロケ弁はスタッフの好みで選ぶわけにもいかず、演者さんの好みを聞き取って選ぶケースも多くありません。たいていの場合はロケ弁に使える予算の都合によって決まります。例えば、同じテレビ番組でもゴールデンタイムに放送される番組と深夜に放送される番組では明らかに予算が違います。

予算に応じてロケ弁のグレードを変えていき、その中でロケ弁を決めていくため、特段好みなどが反映されることは少ないでしょう。

ボリュームのあるもの

映画撮影もテレビのロケも相当な体力を使うほか、裏方の人たちもロケ弁を食べるため、栄養補給や体力回復の意味合いも生じてきます。その際にがっつりと食べられるものを用意しておくのが無難です。

最悪なのはボリュームが少ないお弁当です。これだと裏方から不満が出やすく、演者さんからも苦言が出てしまうことも。もちろん小食の方にとってはボリュームが少ないのは助かるかもしれませんが、ボリュームがあった方がいいでしょう。

オーソドックスなお弁当

ロケ弁

大勢が食べるお弁当は基本的にオーソドックスな方が好まれます。若者に大人気のお弁当を出した場合、実際に現場にいるのは年齢層が高めの人ばかりなので、嫌な顔をされることも。

そのため、ロケ弁で人気を集めるお弁当の多くはカレー、チャーハンなどオーソドックスなものばかり。ロケ弁に関しては奇をてらうといいことは何もありません。

まとめ

本記事では、ロケ弁の利用シーンや選び方、ロケ弁の意味、正式名称などをご紹介しました。
映画撮影やテレビのロケの現場などで利用される事が多いロケ弁は、選ぶロケ弁のセンスが良いとそれだけで、チーム全体のモチベーションアップにも繋がります。

ぜひ次回ロケ弁を選ぶ際には、今回の記事の内容を参考にしてみてください。

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