和食の日ってなに?由来や歴史、食べるべき行事食の献立についてわかりやすく解説!

和食の日
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皆さんは和食の日をご存じですか?和食の日は文字通り和食に関する記念日ですが、具体的にどのような記念日なのか、ネーミングだけではなかなか判別がつきません。

今回ご紹介するのはなぜ和食の日が存在するのか、その由来、歴史、和食の日に食べるべき行事食についてです。和食の日をお祝いしたいという方は必見です。

和食の日の由来と歴史

和食の日

和食の日とはどういうものなのか、和食の日の由来、和食の歴史についてご紹介します。

和食の日の由来

和食の日は一般社団法人和食文化国民会議が制定した日です。一般社団法人和食文化国民会議はキッコーマンや伊藤園、味の素、マルコメなど和食にちなんだ会社の首脳陣や調理学校の校長や食生活を研究する教授などで構成されています。

一般社団法人和食文化国民会議が2011年から和食をユネスコ無形文化遺産として登録してもらうように活動を始め、2013年に登録が決定したため、11月24日を和食の日としました。11月24日の理由は「いい日本食」を語呂にしたものです。

ちなみに同じ11月24日には、かつお節を「いいふし」という語呂にして、かつお節の日があります。

和食の歴史

和食の日

和食の歴史は平安時代からと言われています。なぜ平安時代なのか、それは途中までは中国大陸からの文化が色濃く、日本ならではの和食とは言い難いからです。誰もが知る和食は平安時代にはじまり、ダシをとって料理を作るなど一般的な方法が平安時代に用いられるようになりました。

当時、肉は用いられておらず、植物系の食材が中心だったため、ダシを活用して味に工夫を与えることが最先端の調理方法と言われていました。これが段々と広まっていき、誰もが知る和食へと進化していきます。

和食の日の行事食は何?

和食の日

和食の日の行事食にはどんなものがあるのか、一般的な和食のスタイルからその行事食となるものをご紹介します。

ダシを使った料理

和食はダシを利用するようになって進化を遂げたと言われていることから、ダシをとって料理を作ることが和食の日にふさわしいと言えるでしょう。

ダシには種類があり、かつお節を始め、昆布や煮干し、シイタケなどがあります。中でも和食の日と同じ11月24日が記念日のかつお節の日にちなみ、かつお節でダシをとり、料理を作るのがおすすめです。例えばカツオだしでみそ汁を作る、お吸い物、だし巻き卵、茶碗蒸しといった物を作るのでもいいでしょう。

いずれにしても、ダシの上品さを堪能できる料理であれば行事食にふさわしいと言えるでしょう。

11月下旬に旬を迎える食材の料理

和食の日

和食と言えば四季折々の旬の食材を使って料理を作ることで、四季を感じ取ることができます。ということは、11月24日前後、11月下旬に旬を迎える食材を活用して料理を作ることで、和食の日にふさわしい料理になるはずです。

11月に旬を迎える食材は結構多く、例えばマグロも11月から12月と段々と旬を迎えていく食材です。野菜も冬になるとジャガイモや大根なども収穫時期を迎えます。ブリなどもこの時期が旬となるので、ブリ大根にするのも手でしょう。

旬を迎える食材を組み合わせていくことでその時期の旬の素材を、おいしく和食でいただけます。

和食を代表する食べ物

和食の日

和食の日に食べるものとして、和食で連想する代表的な食べ物を行事食とするのもいいでしょう。例えば、寿司や天ぷら、すき焼きなども代表的な和食の1つです。これならお祝いにもなりますし、年に一度の贅沢として活用できます。

一方で、うどんやそばをダシから作り、麺も自分たちで作るという手もあります。年に一度だからこそ手間暇をかけて和食を作るのも、特にお子さんがいる場合には食育にもなるでしょう。

まとめ

毎年11月24日は「和食の日」です。現代ではファストフードやコンビニ食、レストランなどの選択肢の幅が広いため、11月24日の和食の日では、意識的に和食を食べるイベントとして楽しむのも良いでしょう。

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